冷却水がオーバーヒートをする原因5選とオーバーヒートを起こしにくくする予防4選

豆知識

こんにちは。GENTILEのユウトです。
今回はオーバーヒートをする原因と予防について話していきます。

オーバーヒートとは

 

簡単に言えばエンジンの熱が冷却水では冷やしきれない状態を言います。

エンジンはエンジンの中で燃料と空気(混合気)を爆発をさせてその勢いを使って駆動系を伝ってタイヤを回しています。
エンジンの中の混合気を爆発させているところ(燃焼室)は約1647℃にもなっています。その為冷却水でエンジンの温度を下げることによってエンジン各部が潰れないようにしています。

逆に冷却水温度を低くしすぎると、エンジンの適正温度まで上がらずに燃焼やエンジンオイルの潤滑がうまくいきません。そうなると、加速や燃費が悪くなり、最悪エンジンが潰れてしまいます。

オーバーヒートをする原因

冷却水の不足・漏れ、エンジンオイル不足、サーモスタット、ウォーターポンプ、ラジエターキャップ、ラジエターファンなどの冷却システムの機能故障などが挙げられます。

サーモスタットやウォーターポンプ、水漏れ、ラジエターの電動ファンなどは突如潰れたりすることが多く占めています。
これは整備士であってもわからないことが多いです。

だからこそ、車検の時、オイル交換の時などに車屋さんに見てもらったり日常点検で知識のある方や車屋さんに相談などしてもらうのが1番ベストだと思います。

水温警告灯が点灯したら

水温警告灯には赤と緑または青色があります。

まず、赤の水温警告灯が点灯したら、速やかに安全な場所へ停止してエンジンを止めてください。

そしてJAFの会員の方はJAFへ、任意保険入っている方は任意保険へ電話してロードサービスの手配、いつも受けて下ってるまたはお近くの自動車整備工場へ連絡してください。
そのまま走り続けるとエンジンが止まってしまったり走らなくなって二時事故を引き起こす可能性があるので気をつけてください。

オーバーヒートを引き起こしにくくする予防

僕が特に気にしてほしいところが、冷却水の量、ラジエターの添加剤等、ラジエターキャップです。

まず冷却水の量についてです。エンジンルームを開けるだけで確認できます。所有者の方がすぐに冷却水の量を確認でき、減っていたり逆に増えすぎてたり異変に一番築きやすいです。

エンジンが冷えた状態でFULLまたはFULLとLOWの間のところにあればよく、それ以上またはそれ以下であれば異変があるかもしれません。一度車屋さんに持ち込むのが良いです。

次にラジエターの添加剤についてです。
市販に売られているラジエターの漏れ止め材や冷却効などと謡われているものです。今日いろんな添加剤が流通している中ほとんどが素晴らしい効果がある添加剤だと思います。
代表的なものでワコーズさんのクーラントブースターについて話そうと思います。これは素晴らしい商品だと思います。
簡単に言うと、冷却水の効果復活させることです。
冷却水の交換も初心者の方や車によってはかなり難しい作業になります。そういった方々にはおすすめです。
ただ、クーラントブースターに頼りきってはダメだと僕は思います。
クーラントブースターは短い期間なら効果は持続しますが、長い年月をかけてみた時にやはり定期的に冷却水を交換することが水漏れ、オーバーヒートの1番の予防であります。

さらに漏れ止め材についてです。僕が使用して体感したことは冷却水が漏れているところは止まりませんでした。
商品の説明欄には漏れ場所を固め漏れを止めると書いてありますが僕が思うのは初期の軽い漏れなら止まるかもしれませんが、あまりおすすめはしません。

実際に漏れ止め材だけで冷却水の漏れを止めようとして、過度な量を入れたことによって下の写真のようにラジエターが漏れ止め材で詰まってしまい冷却水が流れずにオーバーヒートしてしまった事例があります。
逆に修理代がかさむ場合もあります。

最後にラジエターキャップについてお話します。

 

1番はいつどこで誰がなるかはわかりません。

しかしオーバーヒートを防ぐことはできませんが、オーバーヒートをしにくく予防をすることはできます。
1度ご検討してみてください。

ここまで読んでくださってありがとうございます。安心で安全なカーライフを!

 

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